内容説明
ずっとずっと昔、さまざまな種族がともに栄えていたころ、ドラゴンはあらゆる民から、神さまのように尊敬されていた。しかし、ひとつの種族、すなわち人間だけがあらゆるものを支配するようになり、いつしかエルフ以外の種族はすべてほろぼされてしまった。そして、人間どうしの戦争がはじまると、聖なるドラゴンは、戦闘の道具として狩り出され、人間の奴隷のようになってしまったのだった…。それからまた長い年月がすぎた。人間が住む世界では、強大なドラゴン部隊を持つ大国ハラドーンが、敵対するミルドハン国に次々と勝利をおさめていた。この時、ドラゴンの運命をめぐる不思議な物語は、すでにはじまりの刻を告げていた。
著者等紹介
ニュエン,ジェニー=マイ[ニュエン,ジェニーマイ][Nuyen,Jenny‐Mai]
1988年3月14日、旧西ドイツの大都市ミュンヘンで、ベトナム系ドイツ人を父に生まれる。14才のときに最初の小説を出版社に送る。2006年、16才で書いた『ニジューラ』でデビューし、ドイツのファンタジー界で大きな話題となる。翌2007年、19才のときに出版された『ドラゴンゲート』もベストセラーとなる。現在は、作家業のかたわらニューヨークで映画制作を勉強中
天沼春樹[アマヌマハルキ]
1953年生まれ。中央大学大学院博士課程修了。ドイツ文学者、作家。訳書もグリム童話やSFはじめ数多くある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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